朝のラジオで聞いたのですが。
最近は学校に弁護士をおいてクレーム対応にあてるとかいう動きがあるらしいですね。
薬剤師とかも同じらしい。クレーム対応が重荷になって本業に専念できない、とのことでした。


で、「感情労働」なんて言葉も作られているとか。
クレーム対応するたびに自分の感情を殺してお客さんと対応するから、らしい。


なんつーか…。
弁護士を立てることはまぁ別にいいと思うし、ある意味当然かとも思う。
変に対応するよりも法的な根拠をタテに取りながらのほうが安全だし。


しかし「感情労働」って言葉をあてるマスゴミがねぇ…。
サービス業、というか労働をなめてんのか、と。
七重の膝を八重に折って…ってほどじゃないけどさ。
どんなに綺麗ごといったって、仕事にはそーゆーのがあるものだと思うのですよ。


「侍の本分は辛抱と堪忍の内にある」と山本周五郎さんもおっしゃられていましたな。
もっとも江戸中期以降の侍のイメージなのでしょうが。
江戸中期以降の侍の本分は間違いなく職業軍人であり、経済官僚であったわけですよ。
そんな侍ですら辛抱と堪忍の内にあるのが現状。


最近の人たち、クレームをつけるほうもつけられるほうも、
辛抱と堪忍が不足していると思ってしまうのは気のせいなのでしょうか。


朝っぱらから、なんだかなぁと。
そんな風に。