一週間ほど前にTQMの概略を読んでたので、その続き。
(一週間も放置したのかと思うと自分がイヤになる…)


基本的に品質管理。
検査→統計的品質コントロール→品質保証(品質のコスト、統合的品質コントロール、信頼性工学)
という歴史的な流れ。

  • 統計的工程管理
  • 工程管理
  • 継続的改善
  • 欠陥ゼロ
  • 教育とトレーニン
  • マネジメントの役割
  • チームワーク

に焦点を当てる考え方、ということらしい。
ちなみに、継続的改善サイクルはPDCAサイクルとして有名。(Plan,Do,Check,Act)
で、


アプローチとしては

ステップ1 上級マネージャが心理的な準備をする
ステップ2 上級マネージャが信頼する人材とアイデアを討議する
ステップ3 マネージメントチーム全体を関与させる
ステップ4 変更に対する準備に全員を関与させる
ステップ5 準備した措置を実施する

こんな感じらしい。


ふむ。まぁおおむね。
ただ、カネの話(ROIとか)が出てこない。それはもっと上の意思決定ってことなのかな。
ただ単に漠然と「改善しろ」ってトップダウンで言われたらこう動くのだろうけど。
マネージメントチーム全体に関与している時点でROIの意識は個々人が持っていてもいいと思うけどなぁ。


ただ、ソフトウェアなんかにみられる品質中心の文化ってのはこれがベースになってると思ってもいいのかな。
ROIとかを意識しないあたりがそっくりな気がする。
(意識している会社も当然あるのでしょうが、少数なのかぁと。)