右や左や真ん中
有名な話なのかもしれませんが、ついさっき知りました。
朝日が新聞紙面で鳩山法相のことを「永世死刑執行人」って誹謗中傷したのですか。
18日の夕刊で、名指しで「死に神」と書いておいて、
しかも、21日の夕刊では
「死刑執行の多さをチクリと刺したつもりです」
「法相らを中傷する意図はまったくありません」
ときましたか。
世論調査で80%の人が支持してるってのにね。
世論は無視ですか、朝日さん。
バカな民衆は無視してればいいんですよね。朝日さんは年収1200万コースのエリートさんですから。
まぁ朝日新聞は電波浴を楽しむための新聞と割り切ればいいんですけどね。
それにしても、こういうのを見ると
「右だろうが左だろうが、一方に寄っている人間はダメだな」
と、強く思いますね。
本来、善悪の判断つかないであろうことにも、偏った価値観の元に善悪をはっきりとつけてしまいますから。
なので、集団の推進力であるところのパワーグループは右にも左にも寄っていて欲しくない、と思いますね。
でも、右にも左にも寄らないということは強固な支持基盤を持たないということも意味しますから、
結果として事態を強力に推進する役割を担うには力不足ということになります。
では中道路線で右左の軟弱派層や浮動層を取り込むか、あるいはまったく別の支持基盤によって立地するか、というのが現実的なのでしょうね。
わかりやすく今の政治でいうと、
右派=不在(新風?)
左派=民主・共産
中道=自民
別の支持基盤(宗教)=公明
って感じですかね?
でも厄介なのが「最初から中道を目指すやつ」なのですよ。
一般的な人間関係でもそうでしょうけど、こういうのが一番厄介なんじゃないですかね?
なんといっても自分自身の信念を持たない。
右を見て、左を見て、「トータル的に」バランスを取っているだけなので「風見鶏」なのですよね。
なので、そんなやつが「中道だから」って理由だけでパワーグループにいるとしたら、それは危機なのです。
そういう人が数人、パワーグループ内にいるとしたら、その組織は健全とはとてもいえないのでしょうね。
そういうのに限って弁が立ったりするのでますます厄介なのですよなぁ。
というわけで、処世術としては
「そういう香りがしたら早急に距離を置くこと」
なのでしょうねぇ。
で、それでも不足ならば
「退路の用意はしておけ」
ってことでしょうね。
じゃ、「厄介じゃない」中道ってどんなだ?
ということになるのですが、「結果的に中道になる」パターンが当てはまるかと考えますねぇ。
まぁ自分はそれを目指そう。
日曜の朝っぱらから愚にもつかないとは思いますけど、そんな感じで。